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カート

カートが空です

失われていく
人々の声。
自分の名を捨て、生き嘆く声。 自ら戦うと決めた子供たちの声。 身内の裏切りを嘆く声。 過去の過ちに向き合いながら、 迷いながらも真実を求める声。
この世には、 声にならない声が 満ちている。
宮部作品を通じて蘇える。 人の声も、江戸の文化も。
宮部みゆき×江戸更紗 ― UNROOF Author Collection ―
― 予約特典のご案内 ― 【予約期間】 2026年6月1日(月)10:00 〜 2026年6月10日(水)23:59

予約期間にご購入いただいた方には、
オリジナル本革しおりをプレゼントいたします。
詳細はこちら ›

宮部みゆき オリジナルブックカバー(文庫)

セール価格¥22,000
カラー:真紅 1.
― ご注意 ―

1点ずつ着物をほどき製作しているため、各柄は数十点のみの数量限定となっております。そのため、同じ柄での再販売はございません。

また柄の出方や色味は1点1点異なります。あらかじめご了承くださいませ。

宮部みゆき オリジナルブックカバー(文庫)
宮部みゆき オリジナルブックカバー(文庫) セール価格¥22,000

"物語"で伝統を纏う

2027年、小説家デビュー40周年を迎える宮部みゆき氏。

ミステリーからSF、ファンタジー、そして時代小説まで、幅広いジャンルを通して宮部氏が蘇らせてきたのは、歴史の表舞台には出てこない、名もなき人々の「声」だった。

届けられなかった無念な声も、誰にも気づかれなかった小さな叫びも、宮部氏によって蘇ってきた。それは失ってはいけない、かつて一人の人が確かに”そこに居た”という証だった。

そしてもうひとつ。

失ってはいけない「文化」がある。

江戸の染職人たちが、慎ましい暮らしの中に美を見出し、異国の文様を自分たちの感性で染め上げた”江戸更紗(えどさらさ)”。

人々の「声」を残す文学と、染職人の「技」を残す文化。

二つの「失いたくないもの」が出会い、宮部みゆき氏の作品が江戸更紗を纏う、ブックカバーが誕生しました。

江戸更紗

三千年以上の歴史を持つインドの更紗は、14〜16世紀頃に日本へ伝わり、江戸の粋な解釈と当時の職人技と融合し「江戸更紗」へと進化を遂げました。


数十枚におよぶ型紙を重ね、刷毛の絶妙な力加減で染料を摺り込む。この緻密さと繊細な手仕事が、海外の大胆な更紗とは一線を画す、江戸らしい「渋み」と「繊細さ」を生み出します。異国情緒と和の美意識が交差して誕生した、江戸の「粋」です。

禁じられた時代に守り抜いた「お洒落」

文政8(1825)年、江戸幕府から下された奢侈(しゃし)禁止令。
華美な装いが厳しく禁じられた時代に、江戸の女性たちは決してお洒落を諦めず、むしろ彼女たちは着物の裏地や袖口に、こっそりと色鮮やかな更紗を忍ばせる「さりげないお洒落」を愉しんだのです。

禁止令下さえも遊び心に変えて江戸の文化を守り抜いた彼女たちの、その「粋」な佇まいを、現代の日常に馴染む形でブックカバーに取り入れました。

ブックカバーの外側からは、一箇所だけ更紗が覗き、江戸の女性たちが奢侈禁止令下でも愉しんだ更紗を表現しました。

ブックカバーを開くと大胆に更紗が現れます。

表の静けさと内の華やかさの対比で、江戸の「粋」を表現してみました。

和 × 伊 —— 伝統の共鳴

日本の文化が誇る江戸更紗に合わせたのは、イタリアで1,000年以上前から伝わる伝統技法で作られていた上質なイタリアンレザー。

植物由来の成分で丁寧に鞣された革は、使い込むほどに深い味わいを増していきます。

日本とイタリア。遠い両国の地で職人たちが脈々と受け継いできた色彩と技術。その文化をUNROOFの革職人が一つひとつ繋ぎ合わせ、お届けいたします。

バリエーション

今回のコレクションではレザーカラーは5色、着物は25着を用いました。

宮部みゆき氏の人気シリーズ「三島屋変調百物語」(角川文庫)に登場する、三島屋の奥座敷を訪れる人々。それぞれの人生に宿る不思議な体験を語り、その語り手の数だけ、物語がある。

その世界観に倣い、かつて誰かが大切に仕立て、袖を通した25着の着物を1着ずつ丁寧にほどき、ブックカバーに用いました。

そのため各柄数十着のみの限定となっております。

職人の手染めによる色合いは、時を経ても色褪せることなく美しく、二度と同じものは生まれない、貴重な生地を使わせていただきました。

― 5つの色が纏う、物語 ―
真紅 Shinku
しんく

宮部氏の作品に多く登場する「曼珠沙華」を表現。秋の野に鮮やかに燃える紅は、江戸の人々の情念と切なさを静かに宿しています。

白妙 Shirotae
しろたえ

江戸時代、荒川堤などで栽培されていた白い桜をイメージ。百人一首にも詠まれた白妙は、時を超えて変わらぬ清らかさの象徴です。

水縹 Mihanada
みはなだ

宮部氏の作品の舞台、深川・本所を流れる水路の色。江戸の人々の暮らしに寄り添い続けた川面の静かな青です。

濃藍 Koiai
こいあい

江戸時代に庶民の日常着として親しまれた藍をイメージ。染めるほどに深みを増す藍は、長屋に生きる人々の誠実さと粋を体現しています。

焦茶 Kogecha
こげちゃ

長屋で暮らす人々を支える家屋をイメージ。土壁と木の温もりが重なるこの色は、宮部氏が描く下町の人情と静かな日常を映しています。

# 真紅 1.

灰の地に朱と藍が浮かぶ、繊細な唐花唐草。静かな色の中に、江戸の粋が息づく。

# 真紅 2.

灰紫の地に浮かぶ朱と金のメダリオン。異国の祈りを纏った、神秘的な更紗。

# 真紅 3.

葉と紅の唐草が絡み合う、生命力あふれる一枚。江戸更紗の野趣と華やかさが共存する。

# 真紅 4.

白妙の地に同色の花が静かに浮かぶ。光の角度で表情が変わる、奥ゆかしく気品ある一枚。

# 真紅 5.

朱・黄・青の花唐草が縦に流れる。異国の風を纏った、伸びやかで華やかな更紗。

# 白妙 1.

白練の地に金と緑で描かれた松。静謐な気品と、江戸の吉祥文様が宿る一枚。

# 白妙 2.

深い青緑を地に、朱と草色が絡み合う唐花文。異国情緒と日本の美意識が融合した更紗。

# 白妙 3.

霞がかった淡地に、金茶と草色の葉が重なる。静かな秋の野を思わせる、奥ゆかしい柄。

# 水縹 1.

淡い水色の地に金が霞のように広がる。静かな朝の光を思わせる、澄んだ美しさ。

# 水縹 2.

深い緑地に白の雪花が散る、凛と引き締まった一枚。静寂の中に宿る江戸の粋。

# 水縹 3.

灰の地に朱・紫・青が絡み合う唐花唐草。静かな色の奥に宿る、江戸更紗の繊細な美しさ。

# 水縹 4.

砂茶の地に朱と水色の唐花が浮かぶ。異国の花が江戸の土に根付いた、更紗の原点。

# 水縹 5.

深い青緑に朱の唐草花が伸びやかに広がる。生命力と江戸の美意識が交差する一枚。

# 濃藍 1.

深みのある茶地に、紫と草色の花唐草が繊細に絡む。時を重ねた温もりを感じる一枚。

# 濃藍 2.

濃紺に白の雪輪が広がる、凛とした冬の景色。江戸の藍染文化が息づく、清冽な一枚。

# 濃藍 3.

深い紅地に花唐草が力強く広がる。江戸の染め職人が込めた、情熱と技の結晶。

# 濃藍 4.

藍と草色の花唐草が縦縞をなす。落ち着いた色の中に、異国の花が大胆に息づく。

# 濃藍 5.

深い藍地に金と朱の花唐草が咲き乱れる。江戸更紗の異国情緒と華やかさが凝縮された一枚。

# 焦茶 1.

黒茶の地に金銅の波が静かにうねる。土の深みと炎の揺らぎが混ざり合う、野趣ある一枚。

# 焦茶 2.

鮮やかな朱にペイズリーが渦巻く、江戸更紗の生命力が溢れる一枚。見る者を引き込む力強さ。

# 焦茶 3.

深い緋色の地に、灰と金の火焰文が静かに燃える。江戸の情熱と侘びが共存する美しさ。

# 焦茶 4.

灰茶の地に朱と金のアーチ文様が重なる。枯れた色の中に宿る、江戸更紗の奥深さ。

イタリアンレザー

素材へのこだわり

和柄を引き立て、なおも主役になれるイタリアならではの豊かな染色技術。また手で触れた時の革の質感、含まれているオイル。それらを結集して使い続けることで体感する経年変化後の美しい佇まい。
そんな唯一無二の技術を保有するのがイタリアの名門老舗タンナーの「バダラッシ・カルロ社(BADALASSI CARLO)」。今回の真紅(赤)・水縹(青)・濃藍(紺)・焦茶(茶)にも同社の革を使わせていただきました。
白妙(白)には同じくイタリアのアズーラ(La Perla Azzurra)のALASKAレザー。
どちらも革を染める過程で化学薬品を用いず、100%植物由来の染料で染める「植物タンニン鞣(なめし)という技法を使っています。
また合成塗料などで表面を厚くコーティングしていないため、自然なシワや血管の跡、生前の傷などがそのまま残り、ナチュラルな表情を見せます。
長く、使い続けることでより美しくなる本革ブックカバー。読書の時間をより豊かにしてくれる欠かせない素材です。

オリジナル刻印

「み」

オリジナルブックカバー内側には宮部みゆき氏の落款「み」を施しております。

オリジナルブックカバー限定

オリジナルブックケース

活版印刷で額縁をイメージしたブックケース。日本で半世紀以上続く老舗の活版印刷企業にて仕立てていただいただきました。活版印刷ならではの独特の凹凸感が伝える、人の手のぬくもりをぜひお楽しみください。
開封いただいた後も、ブックケースとしてお楽しみいただけるよう、様々な活用方法をお楽しみいただけるようにデザインしました。

あらゆる厚みに調整できる本革ブックカバー

厚み1400頁以上まで対応

100頁から1,400頁越えのあらゆる本の厚みに対応する『厚みが調整できる』本革のブックカバー。厚みが異なる宮部氏の書籍も、本それぞれの厚みに応じてしっかりと包むことが可能です。

革の特徴について

本革も個体に応じて色合い、
シボの出方などが1点1点異なります。
傷や血筋、黒点など自然由来の表情も愉しんでいただけますと幸いです。
― 宮部みゆき ―
宮部みゆき

1960年生まれ。東京都出身。
東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。

1987年 『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー
1992年 『龍は眠る』で第45回日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で第13回吉川英治文学新人賞を受賞
1993年 『火車』で第6回山本周五郎賞を受賞
1997年 『蒲生邸事件』で第18回日本SF大賞を受賞
1999年 『理由』で第120回直木賞を受賞
2001年 『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞
2007年 『名もなき毒』で第41回吉川英治文学賞を受賞
2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Awardを受賞
2022年 第70回菊池寛賞を受賞
2026年 紫綬褒章を受賞

宮部みゆき オリジナルブックカバー

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