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「本の厚さを気にせずに使える」
ブックカバーが欲しかった

お気に入りのブックカバーがあっても、長編小説や短編集など、本によって異なる「厚み」にうまく合わない—。どんな厚みにも調整できるブックカバーがあったらいいな。という想いから生まれた「あらゆる厚みに対応できる本革のブックカバー」。
もともとブックカバーは、19世紀のヨーロッパで書籍を守るために始まった「ダストジャケット」が最初といわれています。当時の書籍は高価で貴重なものだったため、革や布で包み、丁寧に装丁されていたようです。紙のカバーは、埃や傷から本を守る役割を担い、やがて書店や出版社の広告媒体としても活用されるように。
日本でも「紙カバー」が日常に定着し、カバーをかけることで電車の中で読む本の表紙を隠したり、汚れや折れ曲がってしまうのを防ぐための役割を担ってきました。
UNROOFではそんな歴史を紐解きながら、改めて、今の時代に「紙の本で読書をする」愉しみを一層実感できるように、読み心地は紙のカバーに負けないほど手に馴染み、もっと本を読みたくなってしまう、さらについつい外でも本を開いてみたくなってしまう、そんなブックカバーを目指しました。
読み心地を追求した結果、2パーツに。

とにかく読んでいるときに手元で本が安心していられるか。そして本を持っている手も心地よくしていられるか、にこだわりました。
厚みに調整できて、手元も心地いい設計とはー。試作を重ね、読書を重ね、不都合を改善して、また試作して。とことん読み心地を追求してたどり着いたのが、2パーツに分ける構造でした。
UNROOFでも単に厚みの調整ができるブックカバーは作っていました。カバーの片側を本の厚みに合わせて折り込むことで、調整できるタイプのブックカバーです。

この構造も、確かに厚みの調整はできるのですが、読み心地はいまいちでした。実際に使ってみると折り込んだ部分の革の膨らみが手元で気になり、一度ついてしまった折り目はなかなか消えません。しまいには本の厚みにフィットしなくなり、カバーがするすると抜けてしまうことも・・・。
1400頁まで対応可能に。
背面で調整することで、100頁ほどの薄い本から1400頁を超える鈍器本(鈍器のように厚い本)までしっかりと包み込むことも可能になりました。

ページ数:1,408 頁

ページ数:672 頁

文庫本のページ数:366 頁

ページ数:190 頁

豊富なサイズ展開
UNROOFでは7つのサイズ展開をしております。
・A6判(文庫本サイズ)
・ハヤカワ文庫サイズ
・新書判(新書本サイズ)
・四六判ソフトカバー(単行本サイズ)
・四六判ハードカバー(単行本ハードサイズ)
・A5判(A5本サイズ)
・A5判(A5ハード本サイズ)
幅広いサイズ展開をすることで、より本にぴったり合うサイズをお届けいたします。

イタリアンレザー
プエブロ
和紙のような手触りと使うほどに艶やかになり、手に馴染んでいく、その美しい経年変化で世界的に高い人気を誇るプエブロレザー。スクラッチ加工が施された唯一無二の表情がプエブロ独特の鮮明な染色を引き立てます。
装着方法
装着方法もとっても簡単です。セパレート型で取り外して使用するため、本の表紙が折れてしまったり、本を反って入れる必要もありません。

名入れ刻印
本革ブックカバーには名入れ刻印が可能です。
ゴールド
シルバー
型押し(カラーなし)
の中からお選びいただけます。


ギフトラッピング
ブックカバーに、名入れ刻印をすることで世界に一つだけの特別なギフトに。
UNROOFオリジナルのギフトボックスに、リボンをかけて心を込めてラッピングしております。
大切な方への贈り物にぜひご利用ください。
本革ブックカバー
商品詳細
【プエブロレザー】
製造国:イタリア
タンナー:バダラッシー・カルロ社
◾️文庫本
本体外寸:縦16.5cm
実際の本サイズ:縦15.5cm
◾️ハヤカワ文庫
本体外寸:縦17.0cm
実際の本サイズ:縦15.8cm
◾️新書本
本体外寸:縦18.5cm
実際の本サイズ:縦17.3cm
◾️四六判ソフトカバー
本体外寸:縦20.0cm
実際の本サイズ:縦19.0cm
◾️四六判ハードカバー
本体外寸:縦21.0cm
実際の本サイズ:縦19.5cm
◾️A5判サイズ
本体外寸:縦22.7cm
実際の本サイズ:縦21.5cm
プエブロは経年変化を楽しめるレザーのため、お手入れ方法も時期に応じてことなります。
■経年初期(革の表面がサラサラになるまで)オイルケアは不要です。汚れの除去として、溝や縫い目に入り込んだ埃や表面のをお手元のブラシでブラッシングいただくとより美しい経年変化が楽しめます。
■経年中期~後期(革の表面に光沢がでてから)革の表面に光沢がでてきたら、内部のオイルが表面側にでてきた合図です。 中期に差し掛かったら、まず初期で行っていた埃の除去→拭き取り→必要に応じてオイルケアの順でお手入れをしてください
■その他・革には無数の毛穴がありますのでそこに塵や埃・汚れなどをため込めないようにしましょう。
・時々湿らせて固くしぼったきれいな布で全体を均一に拭き、しっかりと陰干しして湿気を逃してください。
・日光など気温の高い場所で放置すると色焼け・色あせの原因となりますのでご注意ください。
・ベンジン・シンナーなどアルコール系溶剤の使用や水で丸洗いすることはおやめください。
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