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記事: 中川政七商店×UNROOF

中川政七商店×UNROOF

中川政七商店×UNROOF

中川政七商店の生産パートナーとして

UNROOFは、1716年創業の老舗・株式会社 中川政七商店(以下、中川政七商店)と協業し開発した「こはぜ留めのコンパクト財布」は、中川政七商店の財布ジャンルにおいて売れ筋ランキング上位に入る商品であり、この度、UNROOFは同商品の追加生産を受託しましたのでお知らせします。

 

UNROOFは健常者・障がい者という区別をせず障がいを一人ひとりの個性と捉え、一職人として自分に誇りをもつことのできる社会づくりを事業目的としています。

中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、モノづくりに対し強い想いを抱かれております。

同社には、UNROOFの革職人が手がけるモノづくりへのこだわりと、UNROOF事業の事業目的に共感いただき、両者にて「こはぜ留めのコンパクト財布」を共同開発し、同商品の生産をUNROOFにて受託することになりました。

また、この財布は中川政七商店のオンラインショップおよび直営店舗で昨年夏に販売されて以降、お客様から好評を得ていることから今回の追加生産の受託が決定いたしました。

「こはぜ留めのコンパクト財布」の商品ページ
https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/g/g4547639685049/

 

「こはぜ留めのコンパクト財布」生産に対するこだわり


1. 品質へのこだわり
当社の製品は一つひとつ、職人が裁縫をすべて手作業で行っています。お客様に長年愛用いただける製品にするべく、製法、革の品質にこだわっています。

Kohazedome-Compact-Wallet

2. 財布のコンセプトに適した製法を提案
コンセプトは必要十分な機能だけに絞ったコンパクトな財布。裏地を使用せず、革を0.8ミリまで薄くすることによってコンパクトさを追求しています。また、オールレザーで仕上げているため高品質で耐久性に優れています。

中川政七商店コラボ財布:制作風景2

3. 持続可能な生産

日本で食用に飼育され食用後に余った牛皮を原材料にして兵庫県姫路市で作られたオルフェという国産レザーのみを使用しています。また生産工程においては、植物由来の染料で革を染色し、染色工程で使用された水は浄化装置を必ず通すことにより、環境になるべく負荷がかからないサステナブルな生産を行っています。

中川政七商店コラボ財布:制作風景1

 

UNROOFについて
日本社会においても多様性を認めるダイバーシティ&インクルージョンという考え方が浸透しつつありますが、まだまだ精神・発達障がい者が活躍できる仕事が限られていること、また支払われる賃金も健常者と比べ低い状況です。

 

そこでUNROOF事業においてこの課題を解決するため、障がいがあっても自身の仕事に誇りを持って働ける機会を提供しています。当社工場の職人を採用する際には、障がい者枠を特に設けず、健常者同様に一般者枠で採用をしています。

 

また雇用後は、革職人として製品を作れるようになるまで技術指導とサポートを行い、定期的な面談を重ね本人の適正に沿った製品を作ってもらうようにしています。

UNROOFでは革製品の生産を事業の柱としておりますが、素材から生産工程までMade in Japanにこだわった独自ブランドを展開しております。

 

今後もUNROOF事業を通じ、障がいの有無に関わらず一人ひとりが輝ける多様性を受け入れる社会づくりを目指してまいります。