• 低い給与水準

    精神障がい者の給与水準は、かなり低いです。
    一般労働者の平均月収が約30万4千円であるのに対し、精神障がい者は12万5千円、発達障がい者は12万7千円となっています。
    (厚生労働省調査 平成 29 年賃金構造基本統計調査厚生労働省調査 平成 30 年度障がい者雇用実態調査)

  • 低い雇用率

    精神障がい者の就労率も非常に低いという現実があります。
    その数、わずか約3%。
    働く環境以前に現状の「障がい者枠」でも働くことができない方も多くいます。
    (内閣府 平成 30 年度障がい者白書)

  • 正当な評価がされない

    精神障がい者が仕事を続けていく上で、改善が必要と思っている点として、能力に応じた評価、昇進・昇格にと回答している人が31.2%と、最も高い結果となっています。
    (厚生労働省 平成 30 年度障がい者雇用実態調査)

一人の革職人として

UNROOF工場は、東京・久米川に2017年に設立し、精神・発達障害のある方々を革職人として迎え入れました。

一人ひとりが自身の障がいの特性を活かしながら、革職人として働いています。

自分たちの手で作りだす商品に一切の妥協もありません。

ものづくりのプロフェッショナルとして一人ひとりが自分の可能性に向き合っています。

  • 1,経済的自立ができる

    従来の障害者枠の給与水準は一般労働者と比較して著しく低い傾向にあります。その格差をなくすこと、そして生活ができる額を保証することで経済的自立を目指しています。

  • 2,仕事でのステップアップ

    障害者の仕事として、「単純作業」を割り当てられ、仕事内容や給与のステップアップがない環境がほとんどです。UNROOFでは、スキルや能力が身につくと、次のステージの仕事へのチャレンジや昇給ができる環境があります。

  • 3,合理的配慮のされた環境

    障害があるからといって過剰に配慮するのではなく、個人に適した必要な配慮のある環境を考えています。