
私たちは 2017年3月
精神障がい、発達障がいがある仲間たちと共に
東京・久米川に革工場を設立しました。
障がいを理由に挑戦することを諦めたくない。
そんな仲間たちが集って、一流の革職人を目指す工場。
助け合い、協力し合いながら
人として、職人として成長し合える職場をつくる。
障がいがあるから、ではなく
一流の革製品として評価される。
一流の革職人としてみんなが誇りをもって働いている。
そんな工場をみんなでつくっていきます。
従来の障がい者枠の給与水準は一般労働者と比較して著しく低い傾向にあることが問題だと考えています。
その格差をなくすこと、そして最初の基本給から、
最低限生活ができる額を保証することで問題を解決しています。
障がい者の仕事として、「単純作業」を割り当てられ、仕事内容や給与のステップアップがない環境がほとんどです。
私たちは、スキルや能力が身につくと、次のステージの仕事へのチャレンジや昇給ができる環境を作っています。
障がいがあるからといって過剰に配慮するのではなく、個人に適した必要な配慮のある環境を考えています。
休憩を取れるスペースを作ったり、精神保健福祉士との定期面談を設けるなどしています。
革職人//
坂本 実萌 Miho Sakamoto
ADHDという発達がいがあります。
ここで働いて、できることも増え、自分で新しく挑戦する経験もし、見えるものが新しくなりました。
これからは教わったものを人に伝えていけるようになりたいです。
お客様にとって使いやすく長く使える商品にするべく、目に見えない細やかな部分まで徹底し、職人としてのこだわりを持ちながら仕事に臨んでいます。